FC2ブログ
秩序のとれた海 例えば君とふたりで
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

笑い声が聞こえた。
「おい、坊主。リンゴ飴がそんなに珍しいか」
まじまじと眺めていたらしい。ぼくのかわりに八柳が答える。
「こいつ、病気なんですよ。夏祭りに来るのがはじめてで」
屋台の主と思われる声が笑った。
「おー。そっかそっか、来られたのが今年でよかったな。今年の打ち上げ花火は、いつもよりたくさんあがるみたいだぞ」
「そうなんですね。おい、希由、よかったな」
「あれ?坊主じゃなくて姉ちゃんか?」
リンゴ飴屋が言う。いいえー、と八柳が答える。ぼくはリンゴ飴に気を取られ、すっかり無口になっている。

ゆっくり見て回れよー!というおじさんの陽気な声に見送られ、リンゴの屋台を後にした。
「希由、眺めてないで食っちまえよ」
既に、八柳は自分の飴を齧っているらしい。しゃりしゃり、と音がする。
そっと歯を立てると、濃い甘みが口の中いっぱいに広がった。

不意に、どん、と地面が震える。
あ、花火かな?という八柳の声と同時に彼の手の感触が右手から、消えた。はぐれたらしい。え、と思ってぼんやりしていると、正面からひとにぶつかられる感覚がした。
あわてて、何度かひとにぶつかりながらよろよろと沿道の隅を目指す。
路肩の柵に両手をつき、落ち着け、と言い聞かせる。やなぎー!と何度か呼んでみる。
でも、声は見えない雑踏の醸す雑音に紛れてしまう。携帯、と思い鞄を探ったが、ない。そういえば、花火の写真を撮るために充電しておいたまま、家においてきた気がする。

******

ランキング参加しております。
いつも応援ぽちをしていただき、ありがとうございます《*≧ω≦》

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

【2015/03/01 09:01】 | この目で見るまでそこにいて
|
延々と屋台がつづいている。だれひとりとして見えないのに、たくさんの声が聞こえる。
はじめて、自分の病気をこわい、と思った。
パニックを起こしそうになるのを堪えていると、ふっと記憶が蘇った。欠視症になった日の、遠い記憶。

―昼寝から目を覚ますと、だれもいない。白い部屋、嗅いだことのないにおい。でも、足音や話し声が聞こえる。
心細くなって泣きだすと、「希由、起きちゃったの?」という母親の声がし、軽やかに足音が近づいてきた。見えない手に抱きあげられ、抱きしめられる。希由、どうしたの、どうしたのよ?ママはここにいるじゃない……。
なぜか、涙ぐんでいた母親の声。聴こえる声にしがみついて、震えながらも残された感覚ぜんぶで母親を感じた。
見えなくなってしまった母親。だけど、そこにいる。だいじょうぶ。本当にいなくなってしまったわけじゃない。
……あのとき、本当にいなくなってしまったのは…。思考が途切れる。
どこかで警鐘が鳴る。思い出してはいけない。これ以上、あのときのことを思い出してはいけない。

八柳…、とちいさく呼んでみる。
見えない手。それでもいつも繋いでいてくれた手に、抱きしめてほしかった。八柳がそこにいることを感じたかった。
でも、ぼくはノイズのなかにじゃわじゃわと沈みこんで迷子になりそうだ。

会場に放送が流れたのは、どれくらい経ったころだろう。
「会場にお越しのお客様のお呼び出しをいたします。芹沢希由さま、芹沢希由さま、お連れ様がお待ちです。至急、本部前までお越しください」
八柳がさがしている。じゃわじゃわしたノイズの底から掬いあげられた気がした。

******

【Dear mommy…】
きのうのことです。居間で雑誌を読んでいたら、母が首をかしげながら言いました。
「ねぇ、さなちゃん。“うりせんばー”ってなにか知ってる?」
(イントネーションは限りなくSeptember、という感じで)
とっさに、思わず、「どこで覚えたのそれ!」と言いそうになり、
慌てて「なにそれ?」といいかえたわたしよ、グッジョブ。
以下、会話。
母:「お母さん、本で読んだんだけど…」
砂:「本!?(内心、超動揺)なんの!?」
母:「職場のお友達から借りたんだけど…(濁す)」
砂:「どんな本?(探りを入れる)」
母:「それがねぇ、お母さん、よくわからないの…」
【問い】わたしは、母がBLを読んだと思っていいのでしょうか。


ランキング参加しております。
いつも応援ぽちをしていただき、ありがとうございます《*≧ω≦》

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村

【2015/03/02 09:15】 | この目で見るまでそこにいて
|
「あの、すみません…」
勇気を振り絞って、言う。だれか、本部前まで連れて行ってくれれば…。
「すみません!どなたかお願いします」
「どうした?」
若い男性の声がした。
「すみません、これ、この放送、ぼくのことなんです。本部前まで連れて行っていただけませんか?」
「…え?」
「あ、あの、ぼくは目が不自由なので、ひとりでは本部前に行けなくて…」
「あ、障害者か」
発声が”ショー会社”、と聞こえた。厳密にはめちゃくちゃ複雑な、と内心で付け加える。

「ほら、おぶってやるよ」
どうやら、本部前まで背負っていってくれるつもりらしい。でも。
「あの、ありがたいんですけど、見えないんです」
「あぁ、そうだったかー…」
「ほんとうに、すみません…」
「いいっていいって。ほら、これ肩。わかるな。つかまって」
骨ばった肩に触れ、どうにかこうにか、彼の背中に荷物のように担ぎあげられた。
「あの、ありがとうございます」

返事がない。ゆらゆらと背中の上で不安定に身体が揺れる。
あれ?と思ったのは、向かう先が夏祭りの本部ではないことに、遅まきながら気がついたときだった。
「すみません、どこに…?」
ざわざわとした声がすっかり消えている公園のはずれ。芝生の上に乱暴に降ろされた。

「ひとつ、教訓を教えてやろうか」
さっきと声色が全然ちがう。掠れて低い。見えないだれか。知らないひと。親切な、はずの……。

******

ランキング参加しております。
いつも応援ぽちをしていただき、ありがとうございます《*≧ω≦》

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村

【2015/03/03 09:02】 | この目で見るまでそこにいて
|
「あの、すみません。本部前まで…」

言い終えることができなかったのは、台詞がつかえたせいではなく、唇を生ぬるく湿った唇で塞がれたから。
なにが起こっているのかわからず、啞然としているうちにそのまま押し倒された。
何度か強引にキスされるうちに、微かに残っていたリンゴ飴の香りが喉から消えていく。

気がつくと、シャツの裾をたくしあげられ、身体に触れられていて、やっと自分の身に起こっていることを理解した。逃げようともがいた右手が、夏の日差しのぬくもりを残した石に触れた。
掴み、思いきり、振り下ろす。見えない男の後頭部に的中したらしく、うめき声とともに感じていた重みが軽くなる。跳ねのけ、起き上がって、まだ右手のなかにある石を握り直し、渾身の力で横に振った。また、相手の身体のどこかにぶつかり、身体の上の重みが完全に消えた。
立ち上がり、一目散に駆け出す。明るいほうへ。

何度もひとに衝突しながら、ようやく本部前に辿りついたときにはボロボロだった。
八柳!と呼ぶ。希由、と聞き慣れた声で名を呼ばれる。すぐに八柳の声が、おい、どうした!?と続く。
今まで聞いたことのないような、声。
「なんかあったのか?右手が血まみれだ」

右手に左手で触れる。ぬるり、と滑る。酷い裂傷を負っているようだ。あの石を掴んだときに違いない。
手を顔の前に翳した。血のにおい。これは、これは…。記憶の底でなにかが光る。瞬いただけで、消えた。

******

ランキング参加しております。
いつも応援ぽちをしていただき、ありがとうございます《*≧ω≦》

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村

【2015/03/04 09:00】 | この目で見るまでそこにいて
|
「救護室、いくか?」
「ううん、そんなに痛くはない。ただ、止血したほうがいいかも」
「だよな、やっぱ、救護室だ」
そんなに大騒ぎしなくていい、とぼくは言ったのだけれど、血が滲む右手を見た八柳はちゃんとした処置が必要だと言い張る。
しぶしぶ、本部の隣に設置されていた救護室で傷の手当てをしてもらう。

ひさしぶりの光。明るい蛍光灯。まぶしさに顔をしかめていると、八柳がうろたえたように言った。
「希由、お前…なにがあった?」
「え?」
「背中と髪が土で汚れてるし…」
八柳の声が曖昧に消える。珍しい。
とっさに嘘をついていた。
「……転んだだけ」
「じゃないだろ」
え、とぼくが動揺すると同時に、くるくると包帯が巻かれる感覚がし、応急処置の箱が消えた。

「はい、一応しばらく傷は様子見だね」
八柳とともに、ありがとうございました、と救護班のひとに頭を下げる。しらじらと灯りの燈るプレハブを後にする。八柳は黙っている。
「ごめん、心配かけて…」
「希由」
八柳が歪んだ声で言う。
「なにがあったのか、ちゃんと話せ」

******

ランキング参加しております。
いつも応援ぽちをしていただき、ありがとうございます《*≧ω≦》

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村

【2015/03/05 09:10】 | この目で見るまでそこにいて
|
八柳がしつこく訊いてくるので、事のあらましを話す。
なんとなく、話したくない気がした。誤魔化すように笑う。
「なんとか逃げてきたけど、手を怪我しちゃったから、しばらく絵を描けないなぁ…」
「そこじゃないだろうが、問題は」
繋いでいる手で、ばしっと頭を叩かれた。器用だ。
「え?」
「え?じゃないよ。お前、逃げられなかったらどうなってたか、わからないのか?」
「どうなってた…、って?」

しばらく沈黙が漂った。八柳がぼそっと言う。
「お前、無理やり…犯されそうになったんだよ」
「…なんで?ぼく、男だよ。ちょっと見た目は紛らわしいかもしれないけど…」

鏡に映しては見えないけれど、ぼくは、写真で見る限り、美人といえる母親似だ。
画像で見る姉もそうなので、ちいさなころはよく姉妹に間違えられた。

「お前さぁ…純粋培養の天然だから、どこから教えればいいのかわからないんだけど」
「なにを?」
「同性愛者の男がお前を見たらどう感じるか、とか、どんな邪なことを考えるか、とか」
「とか、って……えーっと」
返答に困る回答だ。話の方向が随分きな臭くなってきた。八柳の手が熱いのは、きっと気のせいじゃない。
「つまり…、ぼくを?」
「だいたい、お前の想像通り。詳細は自分で考えろ。えげつなさすぎて、とてもじゃないけど俺には言えない」

えげつない人混みは、ぼくが思う以上にデンジャラスだったらしい。

******

ランキング参加しております。
いつも応援ぽちをしていただき、ありがとうございます《*≧ω≦》

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村

【2015/03/06 09:06】 | この目で見るまでそこにいて
|
再び八柳の自転車に乗って帰路につく。
ふたり乗りの後部からしがみついている手を、八柳はときどき撫ぜてくれた。
「親御さんとお姉さんに謝らなくちゃな…」
「うん」
行きとちがって、交わした会話はそれだけだった。ぼくが泣いていたから。

八柳のことはだれも責めなかったのが救いだった。それは、かえって八柳にとってつらいことだったようだけれど。
「恒くんが責任感じることじゃないのよ」
「でも、俺がちゃんとつれていくって約束で…」

何度も謝罪の言葉を重ねた八柳は、「じゃあな」とだけぼくに言うと自転車で去って行った。
家のなかに入ると、姉さんの手が靴脱ぎで背中と髪を払ってくれた。
「はい、きれいになりました。希由、お風呂湧いてるよ」
「さわちゃん」
ぼくの涙声に、姉さんが絶句する気配がした。
途方に暮れたときの、癖。幼いころからの。姉さんのことを『さわちゃん』と呼んでしまう。

―…さわちゃん、鳥さん死んじゃった。
―…さわちゃん、体操着がなくなっちゃった。
カナリアが死んだときのこと、小学校でいじめに遭ったときのこと。
『さわちゃん』。姉さんのことをこう呼ぶたびに、沈殿した記憶の底からぽかりと浮き上がってくる。記憶。思い出さなくてはならないこと。もっと他にあるのに。ほかに?

不意に、凍結させたように心の奥底に沈む記憶のなかから、だれかが語りかける。
薄氷の下から、ぼくはこの声に時折、呼ばれる。冷たい風にあおられるように、ぼくを不安にさせる声。
ワタシヨ、ワタシ…オモイダシテ…オモイダセナイ?
だれ?知らない、だれか。

「希由、部屋に行こうね」
姉さんの手が、ぼくの手を握る。見えない温度がぼくを安心させた。さわちゃん。

******

ランキング参加しております。
いつも応援ぽちをしていただき、ありがとうございます《*≧ω≦》

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村

【2015/03/07 09:02】 | この目で見るまでそこにいて
|
話が何度か前後する。
半分くらいは泣きながら、八柳に聞いたことを姉さんに話した。えげつない話。
「あー…、なんかあんた、ほんと欠視症になってからは無菌培養室で育ったみたいなもんだものね。それは、ショックだわ」
「…そうじゃない…そうじゃなくて…もっとしっかりしなくちゃ…」

しばらく黙っていた姉さんの手がぼくの頭を撫ぜる。あやすように言う。
「ゆっくりでいいの。言いたくないんだけど、希由はハンディを負っているんだから焦っちゃダメ」
「…だけど、ぼくのせいで八柳もつらい思いをして…」
「そうだねぇ…、恒くんはあんたにぞっこんだから」
「うん…、え?」
鼓膜に触れた違和感のあることばに、思わず訊きかえしていた。
「だから、恒くんはあんたのことが好きなんでしょ」
「さわちゃん、なにを言って…?」
ぼくのことばが、曖昧に部屋に漂った。
「好きでもなきゃ、あんなに面倒みないわよ。どこの男子高生が、好きでもない同級生男子と手繋いで花火大会に行くの」
「えっと…、それはいつものことだから」

けらけらと姉さんが笑った。
「恒くんは言ったんでしょ。同性愛者の男性があんたを見てどう思うかって。それはあの子のリアリティー溢れる実感なの」
「そうなの?」
「…ほうら、泣きやんだ。いい子ね。お風呂入っといで」
姉さんの指が伸びる気配がして、すうっと頬を撫ぜた。

******

ランキング参加しております。
いつも応援ぽちをしていただき、ありがとうございます《*≧ω≦》

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村

【2015/03/08 09:11】 | この目で見るまでそこにいて
|
あれは、本当のことなのだろうか。それとも、冗談なのだろうか。後者だとしても納得がいく姉さんの性格を熟知しているだけに、判断がつかない。
湯船のなかで悶々と考えていたら、すっかりのぼせてしまった。
キッチンに向かい、冷蔵庫のなかの麦茶をグラスに注いだ。飲み干すと、すこし人心地がついた。

薄暗いキッチンの曖昧な空気に、姉さんの台詞が蘇る。
『恒くんはあんたにぞっこんだから』
戸惑いを吐き出すように、大きく息をつく。それでも心臓は鎮まってくれない。
もしかしたら、ぼくは八柳のことをなにひとつ、知らないのかもしれない。
……そして、ぼくのことも、なにも知らないのかもしれない。

階段を上り、自室に入るとベッドに腰掛けた。どっと疲れが襲ってきた。
電気を消し、エアコンのタイマーをかけ、タオルケットにくるまって目を閉じた。
今日はいろいろあった。ありすぎた。結局、花火を見られなかったことに思い至ったのは、眠りに落ちるほんの少し前だった。

夢を見た。
足跡を追いかけている。ぼくは知っている、これは、八柳の足跡だ。
地面にくっきりと刻まれていく。追いつきたい、聞きたいことがあるのだ。伝えたいことも。
でも、ぼくが足を速めると、八柳もそのぶん足を速める。ハッと気がつく。いつもの手が右手を握っていない。
絶望に近い、途方もない喪失感に襲われ、八柳の名を呼ぶ。待って、と叫んだ。振り返る気配はない。
そこで目が醒めた。
さびしい夢を見るのは、とても久しぶりだった。
覚えている限り、最後にさびしい夢を見たのは。……見たのは、いつだっただろうか。

******

ランキング参加しております。
いつも応援ぽちをしていただき、ありがとうございます《*≧ω≦》

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村

【2015/03/09 09:28】 | この目で見るまでそこにいて
|
夢はなんの暗示だったのだろう。花火大会までは足しげく、ぼくの家にやってきた八柳の足はすっかり遠のいている。
数えてみると、2週間も八柳の声を聞いていない。
右手をひらひらと目のまえで振ってみた。欠視症のせいで登下校時以外はほとんど外出しないので、写真のなかのぼくの手はとても白い。
花火大会の前に八柳と約束した。今年は、ぼくを外に連れ出してくれる、と。
でも。外はぼくにとって八柳がいなければ歩けない場所だ。

本当は、とうに気づいていたのに。気付いていたことに気付くのに、2週間もかかるなんて。
ぼくは、八柳が好きだ。
世界にただひとり、突き放されたくない相手がいるのなら、離れたくないだれかがいるのなら、それは八柳だ。
それを告げたら、八柳は笑うだろうか?ぼくを叱るだろうか?

八柳が笑うにせよ、叱るにせよ、これはとても大切な秘密なのだとわかっていた。ぼくが消したら終わりになる儚い秘密。脆い、孤独にとてもよく似ている気持ち。

現代文の宿題の論述問題。解答をどうしても70字に要約できずに困っていると、チャイムの音がした。
ほどなく、階下から母親の声で「希由ー、恒くんが来てくれたわよー」と聞こえた。
八柳?自室を出て、階段を駆け下りリビングに向かう。よっ、という八柳の声が片方だけ窪んだ2人掛けのソファから聞こえた。そっと隣に座った。

「よっ、じゃないよ、八柳」
「なにが」
カタン、と音を立てて麦茶が3分の2くらい飲み干されたグラスがローテーブルに現れた。
「……あんなことがあったから、きらわれたかと思った」
沈黙。
八柳と話していて、こんなふうに沈黙が流れるのがはじめてで、すこしうろたえた。

******

ランキング参加しております。
いつも応援ぽちをしていただき、ありがとうございます《*≧ω≦》

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村

【2015/03/10 09:20】 | この目で見るまでそこにいて
|

立花さんへ
砂凪
こんばんは、立花さん☆
こちらこそありがとうございます!

>今週はバタバタしてまして~…
お時間、大丈夫でしたか?無理をなさってくださったのでは、とちょっと心配です。
コメントの文章は...『借りてきた猫みたいにお行儀よく』を心がけています!
でも、遥くんの葛藤に感じたことはぜんぶ本音です。

最新記事をお読みいただいたとのこと、ありがとうございます。
希由は訳あって、成長できないぬかるみのなかにいる子です。精神年齢は小5くらいです。
(追い追い、その『わけ』も明らかになっていくはずですが…)
それなので…切ない、と仰っていただけて光栄です。
子供っぽい表現が上手にできているか、子供心にも感じる喜びや悲しさをうまく伝えられているか、すごく自信がなかったので。

>ゴテゴテと書いてしまうので~…
わたしもそうなんです。そうなんですよ!
『かなしい音の聞こえない場所』という連載があるのですが、そのときは心理描写の罠にはまり、主人公とともにもだもだ悩んでいました。
そこから抜け出すために、《欠視症》のせいで世のなかの右も左もわからない、心が幼い主人公を描いています。
でも、こどものほうがいろいろ見たり感じたりが多いなぁ…、と書いていて思います。

週末、ぜひお越しくださいね!
ゲートはフルオープンでお迎えいたしますっ!

立花さんのおうちにはここ3,4日、ほぼ日参しております…すみません。
でも、夏目先生がすてき&遥くんの屈折っぷりがわかる、ので。

お忙しいなか、コメントをくださりありがとうございます。
こちらは雪さえ舞う寒さです。
寒の戻りの折、お身体ご自愛くださいませ。

おはようございます♬
立花
先日は拙宅に訪問いただき、なおかつ身に余るコメントまでいただいてしまいまして、本当にありがとうございました!!

『落椿、ぽたり』の管理人の立花です(✿╹◡╹)

今週はバタバタしてまして、週末にうかがうつもりだったのですが、待ち切れず砂凪さんのところへ来てしまいました!くださったコメントの文章がとても流麗だったので…

失礼極まりないとは思ったのですが、1番新しい記事だけを読ませていただきました…静かな切なさが端々に感じられて、とっても好きですヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

私はどうもゴテゴテと書いてしまうので、シンプルに、なのに心をつく文章が書ける砂凪さんがとても羨ましいですっ!!全て読んだわけでもないくせに、好き勝手に言って申し訳ないです。。。

週末、また伺わせて下さい。砂凪さんの小説は、時間の余裕があるときに、じっくりと読ませていただきたいです(。◠‿◠。)

稚拙なものしか書けませんが、是非当方にもお暇なときにお越し下さい!いつでもお待ちしております。

長文に乱文で、大変失礼いたしました!!



コメントを閉じる▲
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。