秩序のとれた海 例えば君とふたりで
とろけそうな脳みそでなんとか形にしましたー。
よろしくどうぞ。

*******

【回遊魚の還る家。】

開け放った窓から熱風が吹き込んでくる。ぼくと基樹は高3の夏休みの締めくくりにふさわしく、学校から出された宿題の消化に必死に取り組んでいた。
「なぁ、なんでお前の部屋、クーラーないんだよ。」
基樹がぶつくさ言う。
「仕方ないだろ。築三十年のボロ家なんだから。」
諦めと憧れの風を受けて、せめてもの日除けに引いたカーテンが揺れる。
「かき氷食いてぇー。勉強きらいだー。」
シャーペンを投げ出した基樹が床に転がった。期待のこもった視線は完全に無視して、手元の空間ベクトルの最終問題を解き続ける。
「なんで、俺ら受験しなきゃいけないのか、ぜんっぜん、わからんよな。」
「それは…」
ぼくは頑なにベクトル方程式を応用させる作業に取り組む。
「それがフツーだからだろ。」
「『フツー』ねぇ…、なぁ、もし受験しなかったらどうなるかな?」
「担任が激怒して、お前はどっかに就職するだろうな。」
「もし、受験も就職もしなかったら?」
質問攻撃に音をあげて基樹を見やる。意外なことに、わらっていた。
「永遠に路頭に迷う、それだけだ。」
彼の口が歪んだ。
「養ってくれないんだ、奏斗。」
「だーれが。甘ったれんな。」
「いつも『甘えて』くるのがどこのどいつだか。」
肌に肌が触れる感触を思い出して、爪先がざわざわした。五感のすべてで思いだしそうになるのを、封じる。
2年でおなじクラスになった。最初のHRで自己紹介をする彼を見て、心が動いた。欲しい。そう思った。己のためにあれほど自己中心的に動けるとは、自分が自分でないようだった。ぼくがしかけたいくつもの『偶然』。親しくなるために、そばに近づくために。裏庭で抱きしめられたとき、ぼくは彼の前で3カ月身につけていたミサンガを切った。
自分とは対照的な存在は、きらいなはずだった。光のような存在。光があれば、そこに影ができるのが道理というものだから。それなのに、そのはずなのに、なぜ、『フツー』を外れてまで彼に恋するのだろう。

基樹は宿題に戻る気はないらしく、小さな声でハミングをはじめた。聞き覚えのあるメロディ。流浪の民。
「せいぜい永遠に路頭に迷って、夢にラクダをさがせよ。」
「ラクダじゃない、楽土だ。」
「…え、ラクダをさがす歌じゃないんだ?」
「なんだよ、ラクダを歌でさがしてどうすんだよ。」
楽土。悲しみも苦しみもない、しあわせ溢れる桃源郷。ありっこない、そんな世界。

「結局、しあわせなことなんて、夢のなかにしかないのかな。」
ひとりごとのつもりだった。それなのに、聞かれたくないようなことばを口にしたときに限って、それを基樹は聞き逃さない。にょきり起き上がる。どこかキリンを思わせた。
「悲観的だな。」
「だって、そうだろ。しあわせなんかなくって、見つけられなくて、だからひとは流浪の民しちゃうんだろ。そんな歌が、できるくらいに。」
光を遮った部屋。影のような心。光のそばにいられても、なお、未来は見えない。
「お前、悲観主義だったっけ?」
「フツーは、そんなもんだろ。」
乾いた音を立てて、シャーペンの芯が折れた。
「お前みたいに、『受験も就職もしなかったら…』なんて考えている時点で、永遠に流浪しちゃうんだ。」
基樹が黙り込んだ。光なんて消えてしまえ。どうせ、いつか消えてしまうのならば。腕が震える。また、乾いた音。音のない部屋で、シャープペンシルの芯の折れる音だけが響き続ける。ぼくは言う。
「しあわせなんか、ない。なのに、それをどうしてさがしたいと思う?」
筆記用具が転がった。震える手でぼくは机を叩いた。
「しあわせなんかさがしはじめたら、回遊魚みたいになっちまうんだよ。」
「…ラクダとか、魚とか、急にどうしたんだよ、奏斗。」
「ぐるぐる回りつづけて、帰る場所もわかんなくなるんだ。だから、ぼくは…」
膝の上にぼたぼたと雫が落ちた。
「なにもさがさない。風が行くべきところにしか行けないみたいに、なにもさがさないで、みんなとおなじレールの上にいたいんだ。」
なのに、どうして。
どうして。
レールを外れてまで、基樹を好きになったのだろう?

しばらく黙りこんでいた基樹がふわりと肩でわらった。
「じゃあ、俺は流浪の民のための民宿になるよ。」
いつのまにか嗚咽していたぼくは、呆気にとられて基樹を見る。
「……は?」
「回遊魚が還る家になるよ。お前、ほんとはしあわせをさがしてみたいんだろ。」
「……。」
「充分、満足するまで、しあわせをさがしに行ってこいよ。俺は、回遊魚の家になって待ってるから。」
「…プロポーズ?」
「……たとえば、の話だよ。」
基樹はゆったりと立ち上がると、歩み寄ってきてくしゃくしゃとぼくの頭を撫ぜた。
「なに泣いてんだ。」
「…お前が……バカだから。…もうほんっとに、これ以上ないバカだ。」
「そうだなぁ…バカだな、ほんと。」
基樹が、わらった。

光を忌み嫌うくせに光のような存在に惹かれる。ぼくは回遊魚で、深海魚だ。しあわせとは、ひとを温かく包む光なのだろうか、それをさがす者を迷わせる暗闇なのだろうか。そして、基樹はぼくの還る家なのだろうか。
でも、もしも、しあわせを見つけられなくても。おかえり、と迎えてくれる場所があるのなら、そこに基樹がいてくれるのなら。ぼくは、そこに帰りたいと思う。
流浪の民。
楽土をさがす者たちの気持ちが、ほんのすこしわかった気がした。
風の吹く先へ先へと、熱の砂漠を、氷の草原を、歩きつづける…そんな、気持ちが。
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【2014/07/26 13:57】 | お題SS。
|

牛野若丸さんへ
砂凪
こんにちは、若丸さん!

水族館ではアザラシやペンギンばかり見ていた子供でしたが、
最近では癒しを求めてもっぱらクラゲさんを眺めています。
たまたま、ブログ名を『aquarium』に決めちゃった後に、あのお題。
参加しない手はないでしょう!(笑)

わたしは『進学当然!』の高校に通っていたので、悩む隙間のない…恵まれているのかどうかわかりませんが…ありがたい環境下にいました。
ですので、こういう葛藤みたいなのは憧れです。
ふつうでいたい、揃いたい。
だけど、どうしようもなくレールを外れざるを得ないことがある…。
これは、すごくすごくわかるのです。

『民宿』。
時代を感じさせますね。
エアコンではなく、クーラーといっているのも時代っぽい…(笑)

がんばって、BL連載もこちらではじめましたので、よろしくお願いします~。
見守ってください(笑)

拝読しました
牛野若丸
aquariumに行くと爬虫類ばかり見ていることが多い自分ですが(笑)、ブログ名とお題にぴったりの素敵な作品をありがとうございました!
進学も就職もしなかったら……そんなシチュエーションを想像してひやっとした高校時代を思い出しますね。
基樹くんは奏斗くんの涙を、もしかしたら進路の悩みだけと思っているかも知れませんが(汗)、本当はレールを外れた恋の切なさがメインなのでしょうかっ。
「民宿になる」という言い方がステキだけどちょっと微笑ましい言葉ですね。
味わい深いSSをありがとうございました!

沙色みおさまへ
砂凪
こんにちは、沙色みおさん✧
読んでいただいて、ありがとうございます。

等身大の心情。
書けていたのならよかったです~(*´∀`*)
まだ、あの頃のぐるぐるをどこかで引きずって歩いています。

回遊魚って水族館で見ると切なくなっちゃってダメですね。
ほんとに答えのない問いにずっと苦しんでいるみたいで。

…さ、さわやかっていっていただけました…!
ありがとうございます。
人生の方向性が見えないから、悩んじゃって。
でも、自由なんですよね、まだ。
どこにでも行けて、だから、こわくて不安で。

楽しんでいただけてよかったです!
ありがとうございました!

拝読しました!
沙色みお
こんにちは!
遅くなりましたが拝読しました。
進路や恋に悩む男の子の心情が、とっても等身大で微笑ましかったです。
回遊魚や深海魚が光りを求めてさまよう姿が目に浮かんで、部屋の中のシーンなのに美しい広がりを感じましたよ。
夏らしい爽やかさと、きゅんとする切なさが両方入っていて素敵でした。
普通でいたい、普通じゃいやだ。
まだ人生が決まっていないからこその贅沢な悩みですが、これが若さですよね。
ふたりの会話の応酬がちょっと変わっていて、それがまたよかったです。
楽しませていただきました!

鍵コメさまへ
砂凪
いえいえ。
基本的ルールを知らなかったので、ご指摘いただいて助かりました~(^∀^)

鍵コメさまへ
砂凪
こんにちは~。

良い作品!
ありがとうございます…!感激に打ち震えております…!
想像していただけただけではなく、『良い作品』…!←キーワードは繰り返し口にして覚えましょう…(笑)

わたしは案外とベンキョーと相性がよく、やればやっただけ効果が出るものに
「おもしろい~」とすっかり、ハマってしまいました。
いま思えば、好きだったのはベンキョーでなく『効果』だったのだと…。

なんの選択肢もなく進学した身にとっては、
就職or進学、という悩みは青春そのもののような気がして。
なんだか書いていて「うらやましいぞー!」ってなりました(笑)


ものすごく気になる、というの…わかります。
本を読んでいて、好きな作品でも「なんでここに"、"がついているのー?」ともやもやすることがあります。
(ここは読点でなく区点で区切るべきだろう!というのにも出くわします…/涙。)

そして、「知らなかった!」というのが情けなくも答えであります…。
よしもとばななさんが会話文の最後にも句点を用いられるかたで。
到底及びませんが(←当然。)「よっしゃ、ここだけマネしよう」とSSを書きはじめるころに思ったんですね。
それで会話文さいごに「~…。」としてしまっていましたー(>_<)
ワードでも特にはじかれなかったので、これでいいのだと…、てっきり。
ご指摘ありがとうございますー。
今後気をつけますね。

とおりあいみさまへ
砂凪
こんにちは、あいみさま。

…す、鋭いですよ…!(震)
いちばん最初に『ものを書いた』きっかけが詩だったんです。
なぜいきなりポエムに走ったかというと、それは若気の至りで…。
そういえば、書きものをはじめたの、高校生の頃でした(笑)
ぜんぶ、自分のためだったのですが。自己満足ここに至れり。

『ふつう』も『しあわせ』も、どこにあるのかわからない。
そういうとき、だれだってあるよ…といっても本人にはなかなか届かなくて。
だから基樹には『家になる』と言わせてみました。

>たがいに必要不可欠!
なるほど、書いていてぜんっぜん、気がつきませんでした…(笑)
なんでしょうね、読んでいただいてはじめて気がつくことってあります。

勉強に飽きて会話…。
わたしは「時間をこなせばベンキョーしたことになる!」信者だったので、
しきりに親友に「いま何時?」と聞いて嫌がられました。
懐かしいです…。
あの頃のわたしにドロップキックをかましてやりたい!
勉強は時間で測るものじゃない!

自分が自分でどうにもならないとき。
そんなときにホッとすることばをポーンと投げてくれる存在。
それが、大事なひとなんじゃないかな、と思います。

懐かしく読んでいただけたのなら、幸いです。
ありがとうございました。

日高千湖さまへ
砂凪
こんにちは、日高さま。

手紙の投函に出たところ…
「あつはなつーーーい!」と絶叫しながら
高校野球部男子がドップラー効果全開で通りすがっていきまして。
「絶っ対、男子ってなんも考えてないわ!」という気持ちと
「そうだね、きみたちにとってはあつはなついね。」という大人な気持ちが半々になりました。

高校卒業したら大学に進学して、そこから『脱線線路は続くよどこまでも…』なわたしです。
たぶん、いちばん『ふつう』がわからなくて、『ふつう』になりたいのがご本人なのでは…と。
あと、まわりと比べて『ふつう』を判断して、というタイプもいるかもしれませんね。

回遊魚をしつつ納得できているってすごーく、つよいことだと思います。
日高さまの息子さん…。

引っ掛かりコロリしましたか?よかったです~(笑)
あと、ご期待のエロエロに添えずに申し訳ありません…←日高さま宅でいただいたお返事より。
いつか『しっかりベッドで汗をかいて』のあとに『?』のつかないSSを書きます!

『赤い靴』…ぜんぜん知らない曲だったのですが、
たまたま、先日ラジオで耳にしてからたまに脳内無制限ループでスイッチオンになります。
なんでしょうね、あの暗ーいメロディ…。
サカナクションの『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』という歌があり、
それもなかなか……一回思い出すと、脳裏にこびりついて離れてくれないんですー。
あ…『サカナクション』…魚…。はい、どうでもいいですね。

いえいえ、こちらこそ読んでいただいてありがとうございました。

管理人のみ閲覧できます
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とおりあいみ
拝読しました。
いつも思うのですが、砂凪さんのSSってどこか詩的なんですよね。今回も、そう感じました。

普通がそう感じられない時って、誰にでもありますよね。奏斗のもがいている姿が想像できます。
光を忌み嫌うのに、光のような存在に惹かれるのは、それは自分が影だとしても、光がなければ影もまたできない、互いに必要不可欠だからじゃないかと。

そんな詩的な部分を交えつつ、高校生特有の勉強に飽きて会話しているところなんかは微笑ましかったです。
こんな時代、自分にもあったなぁ~なんて。

高校時代ってホント自分だけじゃどうにもならないと、もがき足掻くことって多いですよね。
それをメタ的に言えば「青春」なのかも知れません。

郷愁へと誘ってくれて、ありがとうございます。

こんにちは!
日高千湖
拝読させて頂きました~♪

ふーむ。リアル回遊魚息子を飼ってる母・日高にとっては実に身に沁みる(笑)高校卒業したら大学に進学して、就職して、結婚して子どもが出来て・・・そんな「普通」の事が、どうして出来ないの!?と日高は思っておりました。

違うんですよね・・・彼らに「普通」はないんです。「普通にしなさい」と言っても、「普通」がわからないんですよ。自分が「普通」と思ってるから(笑)

そういう悩みを乗り越えて大人たちの考える「普通」をやれる子がいる中、「普通」がわからないままレールを外れてしまう子っています。

でも、本人が納得してるのならそれでいいんじゃないか。そう考えられるようになるまで、母は修行が必要ですwww

このお話を読んで、なんとなく引っ掛かってたものがコロリと落ちた気がしました。ありがとーーー砂凪さん!

しっかり悩んで、しっかりベッドで汗をかいて?命短し恋せよ少年wwwとエールを送ります。

ちなみに、日高は『赤い靴』のラストの歌詞「異人さんに連れられて行っちゃった」を「ひいじいちゃんに連れられて行っちゃった」と思ってました。ある意味、不幸感ゼロで良い勘違いだったと思います♪

読ませて頂き、ありがとうございました!

えなりさまへ
砂凪
こんにちは、えなりさん。

たまたま、『aquarium』というブログ名だったので、
今回参加しない手はないだろう!と思いました(笑)
海、魚、水族館…すごく好きなんです。

深海魚って一生光を見ないままなんですよね。
奏斗は光に出会えたわけですが、それでまた逡巡する暗い子です。

高校生のころ、友達はなんにも悩みがなさそうに見えて
どんなふうに生きたら、あんな風になれるんだろう…と勝手に思っていました。
……後々、彼女らは彼女らで屈折していたことを知るわけですが。
いつか、『あのころ』で語れるようになったら、
かなしいですがそれが青春のひと段落だという気がします。

『主はきませり。』
『シューワキマッセリー!』
外国語部分だと思っていました。
これでも英語専攻でした、ごめんなさい。

いえいえ、こちらこそお読みいただき、ありがとうございます。


えなり
SSの雰囲気とブログデザインが海つながりでいいですね♪
深海魚が光に憧れるって例えもわかりやすくて、共感しました。
自分が中学生の頃、悩んでいる内容は大したことではなかったのに、影みたいな後ろ暗い自分が日向にいるような、真っ直ぐで眩しい存在の友達に憧れていたのを思い出しました。
青春ってすぐ思いつめちゃうし、当人たちは大変ですよね。。。

ちなみに、私は『主は来ませり』を『シューワッきませりー』と、全く意味を考えずに歌ってました。ある意味、素直だったんだと思います。

読ませて頂き、ありがとうございました。

矢島知果さまへ
砂凪
こんにちは、矢島さん!
ご感想、ありがとうございます(*´∀`*)

なぜか“受験生@夏休み”の気持ちを思い出したんです、お題を見たときに。
わたしの通っていた高校、『進路は4年制大学が当然!』だったので
就職、という選択肢はなかったものの、
わたしが進みたい方向性の大学で
このおバカな頭を入学させてくださる心の広ーい大学はあるのかと…
そこで悩んでしまいました。

気がついたのですが、わたし…、
大学に入ったけれど卒業できなかったため(笑)←いまは笑い話です。
将来リアルに『路頭に迷い』そうです。

『会話と絡んでいて』!
そこを褒めていただいてうれしいです。
門外漢が『師匠』に出会い、BL界に足を突っ込んで早1年ほど。
むずかしいのが、『ふつうではない自分』への気持ちの揺れをどう表現するか…ということで。
自分が(方向はちがえど)ドロップアウターなので
ふつうに生きられないジレンマのようなものを書きたいのにー!と常々思っています。

わたしは『諸人こぞりて』を『諸人転びて』だと思っていました。
大学のころまで…。あぁ、恥ずかしい(笑)

楽しんでいただけてよかったですー✧
これからも更新停止に陥りがちなこちらの部屋で
お題SS、参加させていただきたいと思うので、よろしくお願いします。


矢島知果
高校生の受験生の気持ちがしっくりきました。
就職も進学もしなかったら……そういう、
先行きの不安みたいなのが、あるんですよね。
うちには男子高校生がいるので、
リアルで、母子で似たような会話をしています(笑
「路頭に迷う」とか「永遠に養って」みたいな。

将来の不安とか、不透明感とか、そんな気持ちが、
BLらしく、二人の男の子の会話とうまく絡んでいてよかったです。
「フツー」に生きていきたい、だけど、好きな相手はちょっと違う。
純粋でいいですね。

楽土とラクダ、誤解している人にはあったことないけど、
歌詞って意外と適当に歌ってたりしますよね。

楽しませていただきました。

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この記事へのコメント
牛野若丸さんへ
こんにちは、若丸さん!

水族館ではアザラシやペンギンばかり見ていた子供でしたが、
最近では癒しを求めてもっぱらクラゲさんを眺めています。
たまたま、ブログ名を『aquarium』に決めちゃった後に、あのお題。
参加しない手はないでしょう!(笑)

わたしは『進学当然!』の高校に通っていたので、悩む隙間のない…恵まれているのかどうかわかりませんが…ありがたい環境下にいました。
ですので、こういう葛藤みたいなのは憧れです。
ふつうでいたい、揃いたい。
だけど、どうしようもなくレールを外れざるを得ないことがある…。
これは、すごくすごくわかるのです。

『民宿』。
時代を感じさせますね。
エアコンではなく、クーラーといっているのも時代っぽい…(笑)

がんばって、BL連載もこちらではじめましたので、よろしくお願いします~。
見守ってください(笑)
2014/08/29(Fri) 08:42 | URL  | 砂凪 #-[ 編集]
拝読しました
aquariumに行くと爬虫類ばかり見ていることが多い自分ですが(笑)、ブログ名とお題にぴったりの素敵な作品をありがとうございました!
進学も就職もしなかったら……そんなシチュエーションを想像してひやっとした高校時代を思い出しますね。
基樹くんは奏斗くんの涙を、もしかしたら進路の悩みだけと思っているかも知れませんが(汗)、本当はレールを外れた恋の切なさがメインなのでしょうかっ。
「民宿になる」という言い方がステキだけどちょっと微笑ましい言葉ですね。
味わい深いSSをありがとうございました!
2014/08/28(Thu) 18:41 | URL  | 牛野若丸 #-[ 編集]
沙色みおさまへ
こんにちは、沙色みおさん✧
読んでいただいて、ありがとうございます。

等身大の心情。
書けていたのならよかったです~(*´∀`*)
まだ、あの頃のぐるぐるをどこかで引きずって歩いています。

回遊魚って水族館で見ると切なくなっちゃってダメですね。
ほんとに答えのない問いにずっと苦しんでいるみたいで。

…さ、さわやかっていっていただけました…!
ありがとうございます。
人生の方向性が見えないから、悩んじゃって。
でも、自由なんですよね、まだ。
どこにでも行けて、だから、こわくて不安で。

楽しんでいただけてよかったです!
ありがとうございました!
2014/08/01(Fri) 10:17 | URL  | 砂凪 #-[ 編集]
拝読しました!
こんにちは!
遅くなりましたが拝読しました。
進路や恋に悩む男の子の心情が、とっても等身大で微笑ましかったです。
回遊魚や深海魚が光りを求めてさまよう姿が目に浮かんで、部屋の中のシーンなのに美しい広がりを感じましたよ。
夏らしい爽やかさと、きゅんとする切なさが両方入っていて素敵でした。
普通でいたい、普通じゃいやだ。
まだ人生が決まっていないからこその贅沢な悩みですが、これが若さですよね。
ふたりの会話の応酬がちょっと変わっていて、それがまたよかったです。
楽しませていただきました!
2014/07/31(Thu) 16:56 | URL  | 沙色みお #-[ 編集]
鍵コメさまへ
いえいえ。
基本的ルールを知らなかったので、ご指摘いただいて助かりました~(^∀^)
2014/07/30(Wed) 10:06 | URL  | 砂凪 #-[ 編集]
鍵コメさまへ
こんにちは~。

良い作品!
ありがとうございます…!感激に打ち震えております…!
想像していただけただけではなく、『良い作品』…!←キーワードは繰り返し口にして覚えましょう…(笑)

わたしは案外とベンキョーと相性がよく、やればやっただけ効果が出るものに
「おもしろい~」とすっかり、ハマってしまいました。
いま思えば、好きだったのはベンキョーでなく『効果』だったのだと…。

なんの選択肢もなく進学した身にとっては、
就職or進学、という悩みは青春そのもののような気がして。
なんだか書いていて「うらやましいぞー!」ってなりました(笑)


ものすごく気になる、というの…わかります。
本を読んでいて、好きな作品でも「なんでここに"、"がついているのー?」ともやもやすることがあります。
(ここは読点でなく区点で区切るべきだろう!というのにも出くわします…/涙。)

そして、「知らなかった!」というのが情けなくも答えであります…。
よしもとばななさんが会話文の最後にも句点を用いられるかたで。
到底及びませんが(←当然。)「よっしゃ、ここだけマネしよう」とSSを書きはじめるころに思ったんですね。
それで会話文さいごに「~…。」としてしまっていましたー(>_<)
ワードでも特にはじかれなかったので、これでいいのだと…、てっきり。
ご指摘ありがとうございますー。
今後気をつけますね。
2014/07/30(Wed) 09:57 | URL  | 砂凪 #-[ 編集]
とおりあいみさまへ
こんにちは、あいみさま。

…す、鋭いですよ…!(震)
いちばん最初に『ものを書いた』きっかけが詩だったんです。
なぜいきなりポエムに走ったかというと、それは若気の至りで…。
そういえば、書きものをはじめたの、高校生の頃でした(笑)
ぜんぶ、自分のためだったのですが。自己満足ここに至れり。

『ふつう』も『しあわせ』も、どこにあるのかわからない。
そういうとき、だれだってあるよ…といっても本人にはなかなか届かなくて。
だから基樹には『家になる』と言わせてみました。

>たがいに必要不可欠!
なるほど、書いていてぜんっぜん、気がつきませんでした…(笑)
なんでしょうね、読んでいただいてはじめて気がつくことってあります。

勉強に飽きて会話…。
わたしは「時間をこなせばベンキョーしたことになる!」信者だったので、
しきりに親友に「いま何時?」と聞いて嫌がられました。
懐かしいです…。
あの頃のわたしにドロップキックをかましてやりたい!
勉強は時間で測るものじゃない!

自分が自分でどうにもならないとき。
そんなときにホッとすることばをポーンと投げてくれる存在。
それが、大事なひとなんじゃないかな、と思います。

懐かしく読んでいただけたのなら、幸いです。
ありがとうございました。
2014/07/30(Wed) 09:32 | URL  | 砂凪 #-[ 編集]
日高千湖さまへ
こんにちは、日高さま。

手紙の投函に出たところ…
「あつはなつーーーい!」と絶叫しながら
高校野球部男子がドップラー効果全開で通りすがっていきまして。
「絶っ対、男子ってなんも考えてないわ!」という気持ちと
「そうだね、きみたちにとってはあつはなついね。」という大人な気持ちが半々になりました。

高校卒業したら大学に進学して、そこから『脱線線路は続くよどこまでも…』なわたしです。
たぶん、いちばん『ふつう』がわからなくて、『ふつう』になりたいのがご本人なのでは…と。
あと、まわりと比べて『ふつう』を判断して、というタイプもいるかもしれませんね。

回遊魚をしつつ納得できているってすごーく、つよいことだと思います。
日高さまの息子さん…。

引っ掛かりコロリしましたか?よかったです~(笑)
あと、ご期待のエロエロに添えずに申し訳ありません…←日高さま宅でいただいたお返事より。
いつか『しっかりベッドで汗をかいて』のあとに『?』のつかないSSを書きます!

『赤い靴』…ぜんぜん知らない曲だったのですが、
たまたま、先日ラジオで耳にしてからたまに脳内無制限ループでスイッチオンになります。
なんでしょうね、あの暗ーいメロディ…。
サカナクションの『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』という歌があり、
それもなかなか……一回思い出すと、脳裏にこびりついて離れてくれないんですー。
あ…『サカナクション』…魚…。はい、どうでもいいですね。

いえいえ、こちらこそ読んでいただいてありがとうございました。
2014/07/30(Wed) 09:20 | URL  | 砂凪 #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014/07/29(Tue) 21:20 |   |  #[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014/07/29(Tue) 20:25 |   |  #[ 編集]
拝読しました。
いつも思うのですが、砂凪さんのSSってどこか詩的なんですよね。今回も、そう感じました。

普通がそう感じられない時って、誰にでもありますよね。奏斗のもがいている姿が想像できます。
光を忌み嫌うのに、光のような存在に惹かれるのは、それは自分が影だとしても、光がなければ影もまたできない、互いに必要不可欠だからじゃないかと。

そんな詩的な部分を交えつつ、高校生特有の勉強に飽きて会話しているところなんかは微笑ましかったです。
こんな時代、自分にもあったなぁ~なんて。

高校時代ってホント自分だけじゃどうにもならないと、もがき足掻くことって多いですよね。
それをメタ的に言えば「青春」なのかも知れません。

郷愁へと誘ってくれて、ありがとうございます。
2014/07/29(Tue) 15:12 | URL  | とおりあいみ #-[ 編集]
こんにちは!
拝読させて頂きました~♪

ふーむ。リアル回遊魚息子を飼ってる母・日高にとっては実に身に沁みる(笑)高校卒業したら大学に進学して、就職して、結婚して子どもが出来て・・・そんな「普通」の事が、どうして出来ないの!?と日高は思っておりました。

違うんですよね・・・彼らに「普通」はないんです。「普通にしなさい」と言っても、「普通」がわからないんですよ。自分が「普通」と思ってるから(笑)

そういう悩みを乗り越えて大人たちの考える「普通」をやれる子がいる中、「普通」がわからないままレールを外れてしまう子っています。

でも、本人が納得してるのならそれでいいんじゃないか。そう考えられるようになるまで、母は修行が必要ですwww

このお話を読んで、なんとなく引っ掛かってたものがコロリと落ちた気がしました。ありがとーーー砂凪さん!

しっかり悩んで、しっかりベッドで汗をかいて?命短し恋せよ少年wwwとエールを送ります。

ちなみに、日高は『赤い靴』のラストの歌詞「異人さんに連れられて行っちゃった」を「ひいじいちゃんに連れられて行っちゃった」と思ってました。ある意味、不幸感ゼロで良い勘違いだったと思います♪

読ませて頂き、ありがとうございました!
2014/07/29(Tue) 14:46 | URL  | 日高千湖 #-[ 編集]
えなりさまへ
こんにちは、えなりさん。

たまたま、『aquarium』というブログ名だったので、
今回参加しない手はないだろう!と思いました(笑)
海、魚、水族館…すごく好きなんです。

深海魚って一生光を見ないままなんですよね。
奏斗は光に出会えたわけですが、それでまた逡巡する暗い子です。

高校生のころ、友達はなんにも悩みがなさそうに見えて
どんなふうに生きたら、あんな風になれるんだろう…と勝手に思っていました。
……後々、彼女らは彼女らで屈折していたことを知るわけですが。
いつか、『あのころ』で語れるようになったら、
かなしいですがそれが青春のひと段落だという気がします。

『主はきませり。』
『シューワキマッセリー!』
外国語部分だと思っていました。
これでも英語専攻でした、ごめんなさい。

いえいえ、こちらこそお読みいただき、ありがとうございます。
2014/07/29(Tue) 08:47 | URL  | 砂凪 #-[ 編集]
SSの雰囲気とブログデザインが海つながりでいいですね♪
深海魚が光に憧れるって例えもわかりやすくて、共感しました。
自分が中学生の頃、悩んでいる内容は大したことではなかったのに、影みたいな後ろ暗い自分が日向にいるような、真っ直ぐで眩しい存在の友達に憧れていたのを思い出しました。
青春ってすぐ思いつめちゃうし、当人たちは大変ですよね。。。

ちなみに、私は『主は来ませり』を『シューワッきませりー』と、全く意味を考えずに歌ってました。ある意味、素直だったんだと思います。

読ませて頂き、ありがとうございました。
2014/07/28(Mon) 21:19 | URL  | えなり #-[ 編集]
矢島知果さまへ
こんにちは、矢島さん!
ご感想、ありがとうございます(*´∀`*)

なぜか“受験生@夏休み”の気持ちを思い出したんです、お題を見たときに。
わたしの通っていた高校、『進路は4年制大学が当然!』だったので
就職、という選択肢はなかったものの、
わたしが進みたい方向性の大学で
このおバカな頭を入学させてくださる心の広ーい大学はあるのかと…
そこで悩んでしまいました。

気がついたのですが、わたし…、
大学に入ったけれど卒業できなかったため(笑)←いまは笑い話です。
将来リアルに『路頭に迷い』そうです。

『会話と絡んでいて』!
そこを褒めていただいてうれしいです。
門外漢が『師匠』に出会い、BL界に足を突っ込んで早1年ほど。
むずかしいのが、『ふつうではない自分』への気持ちの揺れをどう表現するか…ということで。
自分が(方向はちがえど)ドロップアウターなので
ふつうに生きられないジレンマのようなものを書きたいのにー!と常々思っています。

わたしは『諸人こぞりて』を『諸人転びて』だと思っていました。
大学のころまで…。あぁ、恥ずかしい(笑)

楽しんでいただけてよかったですー✧
これからも更新停止に陥りがちなこちらの部屋で
お題SS、参加させていただきたいと思うので、よろしくお願いします。
2014/07/28(Mon) 08:52 | URL  | 砂凪 #-[ 編集]
高校生の受験生の気持ちがしっくりきました。
就職も進学もしなかったら……そういう、
先行きの不安みたいなのが、あるんですよね。
うちには男子高校生がいるので、
リアルで、母子で似たような会話をしています(笑
「路頭に迷う」とか「永遠に養って」みたいな。

将来の不安とか、不透明感とか、そんな気持ちが、
BLらしく、二人の男の子の会話とうまく絡んでいてよかったです。
「フツー」に生きていきたい、だけど、好きな相手はちょっと違う。
純粋でいいですね。

楽土とラクダ、誤解している人にはあったことないけど、
歌詞って意外と適当に歌ってたりしますよね。

楽しませていただきました。
2014/07/27(Sun) 22:11 | URL  | 矢島知果 #WpbHSf/E[ 編集]
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